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ていきゅうぎじゅつしなん
模型雑誌で広告を見て、読んでみたいなぁと思ってた本が本屋にあったので立ち読み後に買っちゃいました。

戦車模型低級技術指南」。

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戦車模型を作りたいからってわけでもなく、書いてる内容も決して言葉のイメージ通りの「低級」などではなく、初心者向けってわけでもない。

じゃあなんの本なのっていうと、一言でいうと、ベテランモデラー達が「そろそろ肩の力抜いて作ってもいいんじゃない?」って言ってる本です。

戦車模型に限らず、戦闘機や戦艦などの実物のある模型、スケールモデルの世界では「いかにしてリアルに近づくか」を目標に、モデラー達が切磋琢磨の日々らしいのは、ちょこちょこスケールモデルの本とか買ってる自分でもおぼろげながら知ってます。

リアルな塗装、リアルな汚しを追い求め、日々様々な道具を使った技術革新的な塗装技術が開発され、軍事物となると、何年何月頃、どこどこの戦線のどこどこの部隊に所属していた機体で、前期型とか後期型とかの装備の違いとか、その戦線独自の迷彩パターンだとか、集められるだけ集めた資料とにらめっこして製作する、そりゃもう大変な世界みたいです。(・∀・)

そんな世界で20年も30年も模型を作ってきたベテランモデラー達が、「面白い作業だけしたい」「でもちょっといい作品にもしたい」ってな感じで、今までやってきた作業工程の省けるところは省き、見えないところは塗装せず、キットは無改造で、みたいな感じに良い意味で雑に楽しく作ってると、すげー楽しい!そう語る本です。

なので、雑っていってもやることはやってるし、技術力があるなんてのは当然。 その上で楽しく作ろうって話なので、そういう人達のレベルから見た「低級」なのであって、初心者向けではないという感じ。

それでも小学生に下地塗装をまかせてみたり、「こっちの方がかっこいい」と時代考証やキットのスケールを無視したり、塗装が汚くなったりパーツをなくしてもどうにかしたり見なかったことにする「オッサン力」で製作していくパワーは、個人的に大いに見習いたいところであります。(=´∇`=)

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↑ それでもやっぱりプロはプロというか。


で、siesta的に最近思うところがあり、色んな本や雑誌推奨の工作手順通りに作るんじゃなく、手抜きでもなんでも楽しく気楽に満足するプラモを作れないものかと思ってました故、この本のベテラン達の、「やりたくないもん」「めんどくさいから」「飽きちゃうから」といった会話がすげー斬新で心に響いたワケで。

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緻密な模型ばかりのスケールモデルを作ってきたプロ達でも、やっぱそう思ってるんだなーなんて。

いやもちろん、一度高みへ登り、技術があって気持ちが一巡したベテランと、超絶作例っぽく作りたいけど作れないし技術もないし、失敗するとへこんじゃってやる気がなくなるsiestaの「気楽に作ろう」スタートラインはまったく違う上に別の方向を見てる気もしないでもないですが。(・∀・)

なんでしょなー、ガンプラといえど、10年以上も雑誌や本でプロのスーパー作例ばっか見ちゃってると、このレベルになるのが当たり前であって、作ったけど色々失敗してたり、技術力の足りない自分の作った物なんて・・・な気分になって満足感が薄かったり、世のモデラーが当たり前に行っている(であろう)作業工程が手間も時間もかかってめんどくせーと思いつつ必死で1つ作るとへとへとになって、しばらく作りたくなくなっちゃったりしてね。

じゃあ、もうパチ組みでいいんじゃんっていうとそれは嫌っていう。(*´д`*)

めんどくさがりやですぐ飽きるくせに理想が高くて失敗を許せぬ完全主義っていう、よーわからん精神構造の複雑さで非常に困ったちゃんのsiestaはプラモに向かない人間なのかもしれませんな。わはははは。(=´∇`=)

って、こんなこと書いてるとなんにも向かない気がしてきた。orz

いやいや、それをね、変えようとね、してるわけでね。(*´д`*)


でまぁ、そんな中で特に心に響いたのが、「趣味って難しいんだよね。まかり間違うと苦労になっちゃう。」って言葉と、「距離感が大事」って言葉。

趣味に真剣になればなるほど、プロの真似事をしたくなったり、理想や高みを追い求める求道者になるのですが、反面息苦しくもなり、プレッシャーやストレスになったりもするって話で。

それで模型を作り始めたけど、時間がかかるにつれモチベーションが下がってきて完成できない未完成病が発症したり、作る工程を考えるだけで億劫になって作らない積んどくモデラーができあがるって寸法で。(*´д`*)

siestaには非常に耳が痛い話。

だからこそ、丁度良い距離感を探したいのれすよ。siestaは。プラモ好きだもん。作りたいもん。

今より技術を多少は上げてプラモを作りたいにしても、一番重要なのは、単純にその作業が楽しいのかどうか、手間をかけるにしてもどの辺りまでなら楽しいのかなのれす。

そういえば、siestaのバイブル「プラモ狂四郎」でも「楽しくなければプラモじゃない!」って言ってました。(=´∇`=)

テレビゲームの場合は、ここ数年で「楽しくなくなってきたらやめる」を実践してきて、アイテム集めとかステージクリアとか、一旦やろう!と決めても面白くなかったり、面白くなくなってきたらアッサリやめるのが良い感じに思えてます。

苦行の様なレベル上げとか、もうしたくありません。(=´∇`=)

この感じでプラモにも向かいたい。 そういう気持ちになる本でござった。

雑誌のプロ作例が基準になってる理想のハードルを、なんとかして低くすれば楽しくなりそうな・・・気も・・・。



しかし・・・趣味っていうと。

自分にとって、漫画や本を読んだり、音楽を聴いたり、テレビや映画を観たりすると楽しいし面白いけど、それが趣味かって言われるとどうかな?って思う。 日常生活の一部でしかないというか。

やっぱテレビゲームでしょって思ったりもするけど、もうこんだけ長くやってると趣味ってより、これも日常生活の一部な気もしないでもなく。

趣味っていうと、やっぱりその人にとってワクワクして自由に楽しくやりたい、続けたいと思うものなのだろうけれど、遥かな高みを目指し、求道者の様になってプレッシャーと緊張の中で行うのが楽しいって人もいる。

何かを作り出す事や何かができる様になる事が趣味って人もいれば、どこかの誰かが作った物を消費して楽しむ事が趣味って人もいる。もちろんその両方が趣味って人も当然いるけど。

少しだけ楽しいってだけでもそれが趣味っていう人もいれば、いろんなことをしてても無趣味だって人もいる。

趣味って・・・なんなんでしょうね。 ムズカシネー。
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2012/02/23 | Comments(0) | プラモデル
かんきせん 2
前回に引き続き、換気扇リベンジマッチ。

どーにも換気扇に連結ポリ袋を繋げたままでは芸がないというかなんというかな感じなので、ネットで検索をかけると「シロッコファン」と呼ばれる物だと吹き返しがないけど高価で・・・とか色々書いてる中であったのが「吸い込み式」と呼ばれる方式。

換気扇後部の空気の排出量に対し、ダクトの径が小さいと逆流が起こるってんなら、ダクトを前にもってきて後ろを開放しちゃえばいーじゃん。 っていう方式。

考えてみると、今まで作った物も無駄にならないというか全部活用する方法なのでやってみることに。

こんな感じになりもうす。(・∀・)

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ポリ袋は、換気扇を窓に固定しないので、窓までの繋ぎとして、片付けも簡単かなーと繋ぐことに。

風の流れとしてはこう。

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掃除機で吸い込むみたいな方式で、ダクトの先に吸引範囲を上げるために何かボックス的な物を取り付けたりしてるみたいっすね、みなさん。

で、実験でちょちょっとガムテープを使って簡単に接続してみると。

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おー吸い込んでる吸い込んでる。 ゴォー言うてる。

筆塗りだから、別にダクトの先に何もつけなくっていっかな。 まぁなんか手頃なものがあればつけてもいいな。

換気扇を机に置くわけでもないから邪魔にならないし、ファンが近くて危ないってこともない。

こりゃいーですよ。(・∀・)


で、新しい換気ブースの威力を試すため、基本工作後にサーフェイサーを吹いたまま10年近くほったらかしにしてて、つい最近のプラモ大掃除で発見された「SDドム」を、なんちゃって田中式筆塗りで塗ってみる。

ちなみに色は、ぼくがかんがえたさいきょうのオリジナルカラー。

いや、ビビビッときたりこなかったりで適当に考えただけっす。

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おーまぁまぁ綺麗に塗れた。 匂いも塗る時に顔を近づけた時とか、塗料を溶かす時にシンナーをまぜまぜした時だけ、ちょっと匂う程度。 これはしゃーないっすからね。

それ以外はノースメル。 やったぜとぉちゃん!\(・∀・)/ これは使えます。


で、色塗りはいいんですが、塗料瓶そのままのベタ塗りはなんとも重量感がなかったり、「もとからこういう色でしたが何か?」っていう説得力的な物がなくて浮くというか・・・面白みがない物になりがちなので、ちょっと混色してみようかと実験中です。

今回のドムの色。

・白・・・フラットベーススタンダード+MSホワイト+サンディブラウンを調色スティックでひとたらし。

・赤・・・フラットベーススタンダード+光沢レッド+つや消しブラックを調色スティックでひとたらし。

・青・・・フラットベーススタンダード+MSブルー+つや消しホワイトを調色スティックでひとたらし。

・黒・・・つや消しブラック

・手、バズーカ・・・フラットベーススタンダード+グレーFS3608

・胸・・・メタルカラーアイアン

って感じですです。 結構思った色にできた。(=´∇`=)

実際の色を塗った結果としては、本来重量感の塊のようなドムを、あっかるぅ~い色にしてみるお遊びだったんですが成功したかなっと。 ブルーと白が効いてるネ☆ (・∀・)b

ただ、バズーカや手のグレーはちょっと思った感じではないかなぁ。 もちっと黒っぽい方がいいな。

モノアイは、WaveのHアイズの裏にメタリックテープを貼って瞬着で接着。


さてさて・・・混色テストで小さい物に色を塗って色々実験をやりたいところですが、HGUC的な物も作りたくなってきたので何か手を出してみちゃろかいという気持ちになってきよりました。

siesta、次のプラモにいきまーす! 三・∀・)ノ

2012/02/13 | Comments(0) | TrackBack() | プラモデル
かんきせん
プラモの筆塗りの楽しさは、何作か作ってみたので、ちょこっとづつわかってきたのですが、田中式では塗料にラッカー系を使いますよってに、シンナーの匂いがどーしても気になるのでごわす。(・∀・)

アタイの理想のプラモ道は、簡単・楽しく気楽に・匂い少なくですので、最後にひっかかるわけでござりんす。

扇風機で後ろから匂いをすっ飛ばせてたのは秋も終わりごろまで。冬はさすがに扇風機は使えませぬ。

しかしそれすらも、家族から「匂うなぁ」と言われておりました故、どーしたもんじゃろかいと思っておったのです。

換気ブースはあるものの、テレビから離れて見えない位置になりますので、生粋のテレビっ子ちゃんのsiestaとしては、テレビの前で筆で塗り塗りしたい。

そんなわんぱくわがままプラモデザイアを満たすべく考えだされたのが、「あぁ、持ち運べる小型の換気ブースを作っちゃえ」なのでした。(・∀・)

幸い、数年前に買ったプラモ指南書「MAX渡辺&大越友恵のガンプラ大好き!」という本に、自作塗装ブースの詳しい作り方があり、さらにネットには先人達の知恵が惜しげもなく披露されております故、これはやってみる価値があるぞなもしと思い、イケイケGO!GO!することになりもうした。


で、自作換気ブースではオーソドックスに換気扇を使います。

サーキュレーターや扇風機を逆に設置して換気扇がわりにする方法もあるらしいのですが、色々やってみたんですが工作があまり上手くいかないので早々に断念。

なるべくありものを使う感じでコストを抑えたものにしたいので、設計はこうなります。

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最後に接続するアルミダクトは長めの奴で、窓までひっぱるわけですな。

風の流れ的にはこうなりたい。

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ほんなわけで、できるだけ小さくて安い換気扇を買ってきて、後ろのシャッターを分解。

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上手くはずせましたけど、いやー換気扇の内部構造なんて初めて知った。(・∀・)

筆塗り用に考えてるので、フィルターをつけない奴を選びました。


んで、とりあえず換気扇はオーケー。

次は換気扇の後ろに接続する重要パーツ部分ですな。

部屋にあった換気扇に合うサイズの100均の収納ボックスを、換気扇をすっぽり収められるように、すきまテープを貼っていきます。

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んで、かぶせてみる。

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ぎゅぎゅっ! オッケーオッケー隙間なし。


んーで、サークルカッターなどで、底に丸く穴をあけて~

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使い終わった除菌ティッシュの空き箱の底もカッターで切って~

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強力接着剤でピタッっとね。(・∀・)

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換気扇と合体させるとこんな感じ。

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まるではじめから一つのパーツだったかのような美しさやぁ~。(彦摩呂 風)


んーで、乾いたら、アルミダクトと接合です。

簡単に取り外しできるように、マジックテープを使用。

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アルミダクトは簡単に曲げれるので、こんな感じで収容できます。

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それでもちとデカい・・・。


まぁそれでも、よし!完成じゃーってことで早速、試運転を開始したのですが・・・。

あり?風がもれてる??


こんな感じ?

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排出しようとした空気が、排出できずに逆流してきてる?

換気扇のパーツの隙間から風がヒュウウウウと抜けてる。

ガムテープなどで隙間を完全にふさぐと、今度はファンの隙間からもれだすという・・・。(*´д`*)

でも排出口をこれ以上デカくするとアルミダクトも太くなるから、コンパクトと言い難くなってくるなぁ。 多少太くしても意味ないような気もする。


んー・・・じゃあ・・・

ダンボールで囲んで、もれた空気も吸うってなぁどうよ?

こんな感じに。

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どうじゃ!ブォオオオ!!!

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うーむ・・・やっぱ風が一部抜けてくる。 こんな風になって吸いきれてないような。

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前で塗ってみると、やっぱちょっとだけ逆流した風にシンナーの匂い。 それにこれはちとコンパクトと言い難くなってきたような気がしないでもない・・・。

やっぱ換気扇の大きさに対して、排出口の小ささがネックなんすねー。 風量がもうちょい少なければ問題なさそうだけど、それだと意味がない気もするし。うーむ。

これでもまー使えないこともないですが。


めんどくせー、じゃあもう最終手段。

換気扇の大きさにあったポリ袋を貼り合せて窓までひっぱる。\(・∀・)/

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ブオオオオオォォォオオン!!

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うわーすごい風が後ろにいってる。 やっぱこの風量をあの大きさの排出口でさばくのは無理なのかー。(*´д`*)

風の逆流はさすがにない感じ。 しかし、パンパンに膨らんだポリ袋がイベント会場で子供が遊ぶ遊具みたいになってきた・・・。

まぁ、ポリ袋なら片付けるのも簡単っちゃー簡単ですけどねぇ。

簡単・・・小さくてコンパクトに・・・から外れてきてる気がしないでもない。orz

改良の余地は残りまくってるというか、改良の余地しかないような気もしますが、うーん、まぁしばらく使ってみて不満がでればまた改良するってことで。ふーむ。


んーでまぁ、かかった費用が

換気扇 2000円
アルミダクト 1000円
接着剤やマジックテープ、すきまテープなどもろもろが合計2000円くらい?

まぁ遊びも兼ねた工作ではこんなもんかなってところ。

本気でエアブラシにも対応した換気ブースを作ろうとしたら、もちっと金がかかりそうな勢い。

でもメーカーが作った換気ブースは1万~2万ってところなので、余裕があればそっちを買った方が早い気もするなー。 色々考えられて設計されてるし、自作の工作に時間がそれなりにかかるしなぁ。


でもま、そんな感じで匂い問題は解決しそうなので、ちょろちょろ塗っていきますかー。(・∀・)

2012/02/10 | Comments(2) | TrackBack() | プラモデル
ぷらも ちゅーこうり
でっけぇダンボール4箱分のプラモデルを売った結果、1万数千円になりもうした。(・∀・)

まー金額だけ見ると高いようにも見えますが、数で割ると1個百数十円くらいのもの。

査定リストは残念ながら見せてもらえなかったので、予想としては10円とか数十円の物とか、金額のつかない処分品なども多かったでしょうから、マスターグレード辺りが数百円くらいついてとかそういうバラつきでこの金額になったんでしょうね。

うん、予想通り、新品時の合計購入金額の1/10くらいの買取値って事ですな。

覚悟してたんで嬉しくもなく悲しくもなくってところですかね。(・∀・)

いや、ちょっと嬉しかったかな? 本当は5千円もいけばいいなと思ってたし。

そうそう、店側の対応はすげー早くって、送った次の日には査定額をメールで知らせてくれてたし、承諾メールを出したら次の日には振り込みされてた。

宅配キットの配達もすげー早かったし、やるねぇ、トイ●キン●。


んーと、予定通り、売ったお金はプラモデル関連に使おうと思うのですが、さーてどーすんべぇか。

ヒートペンの先とかプラモデル系の本とか欲しいのはちょろちょろあるんすよねー。 でも一個一個が数千円して高いので、全部買ったら一気になくなっちゃうな。(・∀・)

ちょろりんとトリガー式エアブラシも欲しいけど、たけーし、筆塗りでしばらくいきたいしなぁ。

うーんうーん、これは楽しい悩みですぞ。(=´∇`=)


そーいや、部屋のいらない漫画も処分したいな。

なんか最近思うんですが、色んな物をためこむだけためこんで、ドバーッと一気に捨ててスカッとするのってかなり快感な気がするんですが。(=´∇`=)

掃除っていうより、物を捨てる快感?みたいな。


本当は物が少なくて掃除のしやすい部屋が理想なのに、いつの間にか足の踏み場もないくらい物がたまっていくsiestaでした。(=´∇`=)

2011/12/08 | Comments(0) | TrackBack() | プラモデル
たびだち と がんだまんが
どーにもこーにも一生かかってもsiestaのペースでは作れそうもない量があった未完成プラモデルの山。

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写真の物が全部ってわけではなく、10年かそれよりもっと前から買ってるプラモもあるので三桁いくくらいの量があるのですが・・・。

買ってすぐ作らなかったのは、「ワイは雑誌に載ってるプロモデラーの様に綺麗に仕上げたいんや!・・・でも技術が・・・失敗したらヘコむし・・・」なんていう強迫観念に近い完全主義と、技術力のなさによるジレンマ、そして作らないと上手くならないのに失敗するのが嫌という、今から考えるとこれまたバカげたジレンマによります。(=´∇`=)

それとか、安売りしてたから買ってしまったとか、そーいう衝動買いしたものの作る気がないプラモも多数。

ほいで、その作らない間にメカへの興味も変わり、作りたくなくなった(格好いいと思わなくなった)プラモも多数出現。

その結果、おぉ!この新発売のプラモ作りたい! あー・・・でも積んでるプラモあるから・・・だけど作る気ねー・・・みたいな新しい刺激を遠ざける悪循環にも陥りがちな昨今だったワケで。

この量のプラモを消化するってなると今の製作ペースじゃ10年かかっても無理っぽい。モチベーションもあがらんし。

そういったゴチャゴチャめんどくせー気持ちを断ち切り、ホントーに作りたいプラモを作っていく楽しい模型ライフをスタートするためにも一念発起して、新たな主人を求め、興味のなくなったプラモは旅立たせることに。


てなワケで、模型雑誌とかにバンバン広告だしてる中古プラモ買取業者に連絡。

電話で詳細を聞いた時は、的確に受け答えしてくれるものの、終始テンションの低いやる気なさげな人だったので、若干心配だったのですが、宅配キットをWebで頼むと次の日にもう届く。

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はえー。ダンボールでけー。(;゜ロ゜)

いや、一番デカいダンボールを頼んだんですけどね。


で、早速つめつめ。

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うぉーすげー入る。 

最初に考えてた量だとダンボール余るかもと思ったので、さらに送れるプラモを厳選し、買ったもののまったく観なかった「千と千尋の神隠し」DVDとかも入れてみた。 あと、雑誌付録のプラモとかも売れるかなっと。

そういや千と千尋、金曜ロードショーとかでよくやってるけど、やっぱ画面赤すぎるよなぁ・・・せっかく買ったのになぁ。

それはともかく、結果は巨大ダンボール4箱分になりますた。

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入るもんですなぁ・・・買い取れるって言われたからパチ組みプラモも入れてるけど、大小合わせて100個くらいのプラモが入ってます。 模型屋みたいだ・・・。

詰め込む時にプラモを見てると、買った時の風景がおぼろげながら蘇ってきて、自分の歴史を感じたり。

んで、ゆうパックの集荷サービスを頼んで旅立っていかれましたとさ。

ゆうパックの人も大変だなぁ、こんなデケーもんをバンに詰め込んで。(送らせたのは俺)


しっかし・・・いやぁ~~、部屋がすげースッキリしたんですけど。

ふるーいプラモが山積みになってて陰気なムードを醸しだしてた棚ががらーんとして、なんかかっちょ良くなった感じが。

プラモは作るのがもったいないコレクション用の物も含め、十数個のみに絞ったのでかなりモチベーションが上がる感じ。

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まーまだちょっと多いかもしれないっすけど、在庫が1/10になったのはデカいっす。

買取価格はまぁ期待できないだろうなと思ってます。 箱が日焼けしてたりするし、古いうえに人気プラモとはいえない物ばかりだし・・・ハードオフとかに売るよりマシだろうけど、所詮プラモだし、そんな高額にもならんだろうなぁという気持ちでいるのが正解かと。


うーん、何から作ろうか。 まずはザクⅠ・スナイパータイプといきたいところだけど、色のイメージがまだまだハッキリしないんだよなー。 濃い灰色系で塗りたいんですが。

ガンダムは、なんか好きなプロトタイプカラーで塗ろうかのーどしよかのー。(・∀・)

でも、あぁ、これで好きなプラモが買える!ってのが一番大きいかもね。げひひ。(=´∇`=)



さてと、話は変わって最近買った漫画のお話を。

「よつばと!」11巻と、「機動戦士ガンダム ジ・オリジン」23巻を買いまんた。

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よつばは相変わらずの面白さ。 しまうーがいい味だしてます。 みうらは態度のわりに臆病すぎる。(笑)

で、なんか最近、描き方がところどころ若干変わってきたというか、ここ2巻ぐらいでなんか気になるコマが。

音楽を聴いてるよつばがシェイクするこれとか。

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ジュラルミンが乾燥機で回されるこれとか。

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こえーよ。このコマだけ浮いててホラーだよ。苦手だよ。


よつばマジ切れ寸前の顔とかは、2ちゃんねるのAAかと思うくらい単純な顔に。

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実際は何もないでしょうけど、作者どーしたん?!と思うコマがちょろちょろある。 描き方を変えてきてるだけだろうけど、なんか不安ざんす。(*´д`*)


で、ジ・オリジンは完結です。

これまでシャアの過去話とか、全体の流れはファーストガンダムのアニメに沿っていても中身が全然違う部分が色々あったし、ア・バオア・クー戦でもセイラさんが反乱軍を率いて戦ったりしたので、漠然と大筋は変わらなくてもジ・オリジンらしい最後になるかなと思ってたんですが、ラストがアニメそのままの終わり方になったので、若干、呆気ないと思わなくもない。

作者がインタビューでアニメのラストを気に入ってたので~みたいな話をしたので、まぁ納得ですが、ちょっとモヤモヤ。


で、後で買ったのが「機動戦士Zガンダム Define」1巻と、ジ・オリジンの公式ガイドブック2と3。

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ジ・オリジンが終わった後で、Zガンダムどーすんのやろと思ってたら別の作者でやるって決まり、なんだよ別作者だったら他のガンダムの短編漫画とかわんねーよと思ってたんですが、まぁとりあえず買ってみました。

以前に長編でシャアのアクシズでの生活を描いた漫画を描いてたベテランの作者らしいですが・・・、ん~とりあえず話自体は細かいシーンを色々組み替えて、ティターンズの非道さを描いたりして、まぁ面白い方と思うんですけど・・・絵・・・というか漫画の描き方がイマイチな気が。

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キャラもモビルスーツも描けてると思うんですが、なんか硬い絵というか、コマ割りとか色々な面で慣れてない人が描く漫画みたいな雰囲気なのがどうにも。

ジ・オリジンを読んだ後でこれは少々厳しいかも。


で、公式ガイドブック。

2巻は以前に発売されてたのを買ってなかったので、買ってみることに。

書き下ろし漫画の、わしが男塾塾長!ドズル平八じゃあ!な感じが面白かった。

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しかし、3巻の書き下ろし漫画のセイラさんのその後を描いた漫画を読みたくて3巻目を買ったんですが・・・続き物なのこれ?!

2話目以降はガンダムエースの1月26日発売分からスタート?!


「冗談ではないっ!!」

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と思ったものの、まぁジ・オリジン作者の新しいガンダム漫画が読めるってことでめでたいのかな。

てか、どれくらい続くのかな。コミックにならない量だったら、リアルタイムで読まないといけないんだけど・・・。

モビルスーツ戦闘はあまり出ないだろうなーと思いつつ、まぁ楽しみに待ちましょ。


てな感じの最近の趣味ライフ。

そーいやセインツロウを全実績解除でクリアしましたが、まぁこんなもんかなーというところ。

スカイリム発売間近ですが、それまで何やろうかしらねぇ。みたいな最近。

2011/12/05 | Comments(0) | TrackBack() | プラモデル

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