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よじょう とか ぶれいく
先日の本棚整理作業にて発掘された本の感想をば。

四畳半神話体系



アニメがえらく面白かったので原作小説を買ってみたものの、そのまますっかり忘れ去ってたといういつもの感じ。(・∀・)

感想自体はアニメの時とそれほど変わらないのですが、小説版には小説版の良さがあったのでそれをちょちょっと。

ストーリーは、「薔薇色のキャンパスライフ」を夢見ながらとあるサークルに入ったものの、社交性のなさから周りになじめず、悪友にも振り回された不毛な2年間を後悔する一介の大学生男子の「大学生活における別の可能性」を描く並行世界の物語です。

アニメでは1話が終わるごとに大学生活に納得できない主人公の嘆きと共に時間が巻き戻される演出が入り、次の話では別のサークルやコミュニティに所属している並行世界を描いていましたが、小説では巻き戻らずに1話完結で最後には必ずヒロインとの恋が成就しており、悪友との会話で終わるという違いがありました。

小説はきっちりした世界の区切り方で独立した並行世界の感じが強く、アニメはバッドエンドや暴走気味の終わり方で巻き戻すのでエンターテイメント性が強かったように思います。

また、話数が多いアニメでは様々な大学サークルと登場人物の色々な面を観る事ができるという広い世界を感じる事ができる反面、最終話以外は人間関係も含め投げっぱなしで終わっているとも言え、その点、小説ではヒロインと必ず最後は結ばれるので、並行世界においても結ばれる「縁」を感じるし、アニメより小説の方が悪友との友情を感じ取れやすい描写だったのがGood!ですね。(・∀・)b

小説もアニメもどちらも好きっすけどねー。(=´∇`=)



ふんでお次は毎度おなじみブレイクエイジ。

BREAK-AGE EX  イマジネーション・ブルー



ストーリーは、海軍パイロットだった祖父の影響で飛行機や空に憧れを持つ主人公は、兄弟を巻き込んでオンラインロボット対戦ゲーム「デンジャープラネット」の空で戦う日々を満喫していたが、そこにロングカノンを持った謎のロボが現れ、瞬く間に撃墜されてしまう。謎のロボットのパイロットが女性だと知った主人公は悪態をついてしまい険悪なムードになるが―という感じ。

んー正直、これまで読んだブレイクエイジの小説に比べるとかなり物足りない感じのする作品です。

大きな盛り上がりが特になく、極々狭い人間関係でストーリーが収束しているし、最初と最後で変わったことといえば主人公とヒロインがつき合いだすぐらい。

すごく軽めの恋愛小説と考えれば、まぁなんとか・・・というところ。

でもまぁ、恋愛の盛り上がりもないっちゃないんすけど。

あ、でもヒロインがすごく手が早くて、主人公がちょっとでも気に入らない事を言うとすぐにビンタやパンチが飛んでくるのは面白かったです。(・∀・)

そんな感じっすかねー。ちょいハズレかな。

次は全7巻のシリーズ物。ちょっと手が出しにくい。(´∀`)


んにゃ感じで小説読み読みする日常です。
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2015/07/28 | Comments(0) | 本・漫画

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