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げんしけん とか ぷら
終局である!

げんしけん 21巻(二代目の十二)

※ネタバレあり感想



とある大学の、少人数でゆるーいオタク系サークルの日常を描いた物語の第二シーズン(二代目)がついに終了。

時系列的には初代終了直後から始まり、新1年生達をサークルに迎えてからの1年間を描いています。

初代はよくあるオタクサークルのお話でしたが、二代目は連載開始当初の最新トレンドでもあった男の娘(女装男子)と腐男子という要素を取り入れたキャラが登場し、さらにサークル内の女性比率が高まった事で腐女子サークルへと変貌する流れに。

BL話が乱れ飛ぶ内容を読み続けた結果、お陰様でというか、望みもしないBLの基礎知識が身につく事となり、アニメを観ても男同士の絡みがあると「ホモホモしいのぉ」とか「スタッフ、狙ってる?」とか邪念を持って観てしまう、多少、腐った脳になりつつあります。・・・どーしてこーなった、俺。orz

ま、それはともかく、二代目は新1年生達を主軸にしつつ、初代で叶わぬ想いを抱えたまま卒業した愛すべきヘタレOB、斑目(まだらめ)さんの恋のお話でもありました。



斑目さん自身、作中で言ってる様に「何もしてない」んですが、周りがあれこれ動いてちゃんと失恋させてもらい、その後、複数の女性(男含む)からアプローチを受け、テンパリながら右往左往する様が楽しく、愛されてるなぁと確認すると共に、初代の主人公格だった笹原は卒業時には多少は頼もしく成長していたのに、先輩の斑目は二代目になっても最後までヘタレを貫き通したなぁと変な感動を覚えるお話でもありました。(=´∇`=)

欲を言えば、最後に斑目とつき合う事になったスージーもかなり難物ではあるので、二人の関係が一歩進む所まで描いて欲しかったところではあります。

あと、腐男子・波戸くんが日光デートで語った、男と男がつき合う難しさってのが胸に刺さった。



確かにBLじゃ普通でも現実では普通の男女関係より難しいよなぁと。

でもsiesta的には波戸くんと斑目さんがつき合っても全然OKでしたけどね。終盤はもう二人相思相愛ですやん!っていう流れにも見えたし。そうなったら、siesta内で「げんしけん」が伝説クラスの漫画になったのに。(笑)

まぁ無理でしたが。(´∀`)

とにかく面白い漫画でした。


で、1つ気になったのはコミック表紙。

赤面しつつ、へそ出し、パンツ出しでやたらセクシーな衣装に身を包むスージー。



なんだこの衣装、でもどっかで・・・と思ったら、げんしけんのアナザーワールド?な世界を描く「スポッテッドフラワー」で、性交渉を煽るための対ヘタレ旦那(斑目?)用リーサルウェポンとして嫁が着たコスプレ衣装と同デザインなのですな。



つまり作者は暗に「げんしけん世界線の斑目の嫁はスージー、スポッテッド世界線での嫁は妊婦(春日部 咲?)で確定」と言っているのではないか、という事に。ふむむ。

改めてげんしけんを読み返すと、作中で出てきた可能性を示すセリフが実現した世界がスポッテッドな気もするので(斑目を諦めきれずに壊れた(こじれた)波戸くんなど)、やっぱ別世界なんだろなーと思った次第であります。(・∀・)ゝ


さて、そんな感じなのでありますが・・・三代目はあるんでしょうかねー。

このまま終わってもまぁ・・・な気もしつつ、やっぱ続きが読みたい気もして。

だけど初代から二代目の間は数年あって、作者も別連載してたりしましたし、今回もそんな感じであるならまた数年後ですにょお。あ、でもスポッテッドはまだ連載してるのか。うーむ。

まぁ気長に待ちまっしょい。\(・∀・)/



ぴょいでもいっちょ。

+ちっく姉さん 10巻



最初は高校プラモ部三人娘の話だったはずがいつの間にか書道部に変わり、そもそもまともな部活動すらせずに話が進むシュールギャグ漫画も10巻目。

相変わらず展開がシュールすぎて清々しいくらい先が読めないのがステキ。(・∀・)



そう、周りから見て正気じゃないのに正気。それがプラスちっく姉さん。



そう、姉さんには恐れずに未知なる領域に踏み込んでほしい。

今回、大学生とストーカーサイコパスな女子高生の話がなかったのが残念。

恐れるな。未知なるシュールはそこにある。

しょんな感じで。(・∀・)
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2016/12/07 | Comments(0) | 本・漫画

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