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りゅう
しばらく任侠の世界で生きてました。(・∀・)

PS4「龍が如く0 誓いの場所

※ちょっとネタバレあり感想



時代はシリーズで最も古い1988年。バブル最盛期の頃の東京・神室町(歌舞伎町)と大阪・蒼天掘(道頓堀)が舞台。



養護施設で育ち、施設を作った男に憧れて極道となった桐生一馬と、組に逆らって拷問を受け、今は監視されながらキャバレーの支配人として働く真島吾朗という二人の男が、神室町再開発計画に絡む巨大な利権を巡る暗闘に巻き込まれていくストーリーでっす。(・∀・)

街中を自由に歩き回れるオープンワールドで、基本的には敵と戦うアクションゲームなんですけれど、



オリジナルの店舗や、実在するチェーン店でお買い物したり飲食したりできますし、





釣りやビリヤード、ボウリングなどでも遊べますし、セガのゲーセンでUFOキャッチャーや過去のアーケードゲームもプレイできて、やれる事が多いっす。



他にも桐生は東京で物件購入と運営ができますし、真島は大阪でキャバクラ経営ができるミニゲームがあったりして、すんごい凝ってるし、ボリュームがある。(=´∇`=)







主人公達の強化はバブルっぽく、経験値ではなく金で能力を解放していくので、最終的には店舗運営なんかで大金を稼ぐ必要があるんすよね~。(・∀・)



グラフィックもかなり凄いと思える作り込みで、ザ・昭和!って感じっす。



よくこんな繁華街のいかがわしい感じをリアルに作れるなぁ。(笑)

バブル時代はよく知らないんですが、ポケベルとかテレクラとか、あれやこれやのこだわりが徹底してるので、なんかこんな感じだったんだろうという説得力があります。




↑ 今では珍しくなった公衆電話ボックスもあちこちに。

で、反対にメインとなる戦闘シーンは、まぁ普通というかなんというか、戦闘スタイルを切り替えながら、基本1対多数で殴り合う感じっす。

ゲージが貯まると「ヒートアクション」という、演出有りで大ダメージを与えられる攻撃を使える様になるので、それでなんとかしていく内容。



戦闘後はお金をもらえて、内容次第で多少のボーナスがつくんですが、街中で絡んでくる奴を倒してもそんなに稼げないので、やっぱこれだけで最後まで強化するのはキツイっす。

金稼ぎとしては他にギャンブルとか、大金を持って街をうろついてる強い奴を狩るとかがありますが、一か八かで不安定な感じっすね。

まぁストーリーをクリアする分にはそこまで強化する必要はないですが。

で、二人の主人公を操作してみたところ、どっちかっつーと、桐生より真島の方が戦いやすい感じでした。



真島はブレイクダンスで多数の敵を一気に倒せるし、ボス相手だと攻撃させずにバットでボコボコに殴れるという安定した強さがありやす。(´∀`)

ちょっとアレだったのは、最終的には防具でなんとかなるらしいですが、銃で撃たれたり、電磁警棒で殴られるとその場でいちいち倒れるのが面倒だったな~って感じ。

敵が一斉に殴ってきたり、スーパーアーマー持ちが突進してきたりしてコンボが中断されるのも結構めんどかった。(*´д`*)


ストーリーは重厚でボリュームがあって、東京と大阪の話が次第に絡み合っていく展開が面白かったっす。(・∀・)

ただ、50歳前後であろう極道の偉いさん達の血の気が多く、すぐに「死ねや、桐生ぅううう!!」とバトルになるのはどーなのって感じですが。(笑)

特に俳優の小沢仁志が演じる、久瀬の兄貴が、何回殴り倒そうが車に轢かれようが、すぐに復活して勝負を挑んでくる超人っぷりで、最早ギャグでした。(=´∇`=)



つか、このゲームの重要キャラ達は銃で撃たれても、次のシーン(章)ではピンピンしてるんですけどね。(´∀`)

基本的にはVシネマっぽいヤクザの怖さとかエグさを描いてて面白いんですが、ボスとして立ちはだかる極道の偉いさん達が「強い奴を見ると血がたぎる」って殴り合いをしようとしてくるのを見てると、時々「ヤンキー漫画の番長かな?」と思ったりもしますね。

あと、前半はリアルな感じですが、中盤以降はハリウッドのアクション映画のノリになってくるというか、カーチェイスの果てにヘリからロケットランチャーを撃ってくるのはさすがにやりすぎな気がしないでもない。

警察も、後半は街中で大騒ぎしてんだから、ちょっとは仕事しなさいよと言いたくなってくる流れでした。(笑)


しかし全体的に、本編もミニゲームもボリュームありまくりのよくできたゲームだと思いました。(・∀・)

唯一、戦闘システムの特徴があまりなくて、バランスも気になるので、ちょっと改良して欲しいなという感じはあるんですが、及第点ですかね。

なかなか面白かった。

0をプレイした事で、1にも興味が湧きましたけど…まぁしばらくいっかな~。(´∀`)

しょんな感じでスルッと極道を抜けたsiestaデシタ。
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2019/06/05 | Comments(0) | ゲーム

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