ちょっと伝説の配達人になってました。(・∀・)
PS4「デスストランディング」
※ちょいネタバレあり感想
舞台は、「デスストランディング」と呼ばれる現象が発生し、人や社会が分断されて崩壊しつつある近未来のアメリカ。
主人公のサムは配達人として物資を運び、人々の住むシェルター同士を繋いでいたが、大切な人がアメリカ再建事業を進めていた最中、テロ組織に幽閉されたと聞き、助ける為に国家再建事業に携わる事になる-という感じで始まるストーリー。
で、ジャンルはアクションで、荒地を駆け抜けて荷物を配達する事がメインとなる一風変わったゲームっす。(・∀・)
最大積載重量と重心バランスを考えて荷物を背負い、斜面や岩場、川でこけない様に注意しながら歩いて、進めない場所はロープや梯子を使って踏破していくのが基本となるのですが、
この世界には物質を劣化させ、生物を老化させる雨、「時雨(タイム・フォール)」が降るので急がないといけませんし、荷物を奪おうとする人間達や、デスストランディングで現れる様になった「BT」と呼ばれる幽霊も攻撃してくるという、なんとも厄介な世界での配達になっています。(・∀・)
だけど荒地や山岳地帯を突破して目的地に辿り着くという事が単純に楽しく、オープンワールドRPGでフラフラと道なき道を突き進み、時には無理やりジャンプして山や岩場を超えていく無茶な旅をしまくっていたのを思い出して、懐かしさを感じられるところも面白いっすね。(=´∇`=)
後半には雪山登山になって、ルート選定やスタミナ管理が重要になりますし、
視界が白一色になって、登っているのか下っているのかもわからなくなる「ホワイトアウト」という自然の脅威を体験できるのも楽しかった。(・∀・)
エースコンバット7でも視界不良で平衡感覚を失う「バーディゴ」や乱気流を体験しましたが、最近のゲームは凄いっすね。(笑)
で、このゲームでは梯子やロープ以外に色々な物をフィールドに設置して使えるんですが、雪山ではジップラインを設置すると移動が非常に楽になるし、爽快さも加わるのでお気に入りになりました。
オンラインに繋げていると、他人が作った設備がこちらの世界にランダムに出現するようになって、思いがけないタイミングで移動が楽になったり、休憩できる場所が増えるので、見えない仲間と一緒に攻略して助け合っている様な繋がりを感じられる嬉しいシステムになってますね。(・∀・)
マジで「あーここで休憩したいなー」とか「そろそろ装備の充電がしたいなー」ってところにドンピシャで設備が現れたりするので、みんな考えてる事は一緒なんだなって思えて嬉しくなって、設備に「いいね」を乱打する毎日です。(笑)
設備といえば、基本的にフィールドには道路がないんですが、特定の場所にある機器に大量の資材を投入することで少しずつ道路を作る事ができて、バイクやトラックで高速移動ができる様になるんですよね。
↑ 今だ!ハングオン!ぶいぃぃ~ん
ただ、作れる距離が細かく区切られていて、全てのルートを一人で作るのは大変なので、オンラインで繋がっている人達共同で資材を投入して作っていく事が前提な感じです。
そんな中で誰かが道路を完成させて急に現れたりするのも嬉しい驚き。
で、各シェルター間の道路が繋がると、トラックに大量の荷物をドカドカ積んで、配達先までかっ飛ばしてドカドカ届けられる様になるのが快感になります。(・∀・)
↑ 「お届け物でーす」
やってる事は現実の配達業者と一緒。(笑)
てな感じに、配達も荒地を踏破する事も楽しいゲームっす。(・∀・)
そういえば荷物を高く積んで配達するって、山小屋に物資を届ける「歩荷」と呼ばれる人達を思い出しましたが、やってる事はまさにそれでしたね。
↑ 荷物を高く積むとこけやすいし、滑りやすくなる下りが怖い。
ちなみに武器や回復アイテムも1つ1つ別々の荷物扱いになるので、戦う事がメインの時も背中に荷物が積み上がってる状態になってきて、特に弾薬やアイテム消費が激しいボス戦では、武器と回復アイテムの荷物タワーを背負いながら戦うという、今迄のゲームで見た事のない主人公の奇妙な後ろ姿を見ながら戦う事になります。(・∀・)
↑ ウェポンラックを付けた陸戦型ガンダムになった気分。(笑)
あ、そうそう、ストーリーの感想も書かないと。(・∀・)
えーと、人類を襲った謎の現象「デスストランディング」が物語の鍵で、人類の絶滅が絡む壮大な物語になっておりやす。
最初は色々専門用語が飛び交ってワケワカメなSFファンタジー物の様に感じますが、徐々に公開される文書などを読むと理解できる様になってきて興味深い話に思えてきますし、問題を抱えた現代から続く世界で「デスストランディング」という現象がどう人々に影響を与えたのかが分析されていたりして、ネガティブに捉えて立ち向かおうとするだけでなく、ポジティブに考察されている面があるのが面白いと思いました。
登場人物もみんな一癖あって、主人公が寡黙で接触恐怖症というのも変わってますね。(笑)
そんでクリアできたんですけれど、気になった点もありまして。
配達はいいんですけど、戦闘がちょっとアレだったかなーと。
人間やBTの雑魚戦闘は難度が低めですぐ終わるので気にならないんですが、ボス戦がダラダラした戦闘になりがち。
BTのボス戦は耐久力が高めなので弾切れしやすく、その時は他のプレイヤーキャラが現れて武器や回復アイテムを投げてくれるんですが、足場がドロドロになってて移動しにくいので取りに行きづらいし、また、そのせいで安全な場所から動かずに攻撃→ボスが地面に潜って隠れる→出てきたら攻撃というパターンになりがち。
難度は低めなので楽っちゃ楽ですけど、ちょっと退屈かなと。
人間タイプのボスだと、おんなじ事を何回も繰り返してダメージを与えて倒すという感じなので、これまたダラダラしがちな印象。
それと中盤以降のBTのボス戦では同じボスを複数出してくる様になったり、終盤の配達任務では、多くのプレイヤーが通るであろう、比較的平坦な地形のルートに敵を多く配置して難易度を上げているのも、ちょっとベタというか雑な作りという気がしないでもなく。
ストーリー面ではムービーが多いものの、長さや頻度はそれほど気にならなかったんですけれど、1回目のスタッフロール以降の話がくどいというか、「そこもう一回見せてくる?」とか「そこをもう一回詳しく説明しちゃう?」という内容に感じられ、結構ダレてきてラストの感動が薄まったかもな~って思ったりしました。
あと、文字がかなり小さいってのはスルーするしかない事なのかもしれませんが、もうちょっと大きくてもいいのにな~って思います。
てな感じですが、全体としては満足度の高いゲームだと思いますし、個人的にはどちらかというと配達よりは、リアル寄りの登山というかトレッキングゲームとして面白く、また、マインクラフトでは土木工事が一番楽しかったsiestaとしては、雪山でのジップラインルートの計画・設営や、
資材を運ぶのが難しい難所での道路づくりも楽しかったので、
様々な面白さを感じられる要素がある、プレイして良かったと思うゲームでしたよっと。(・∀・)
しょんな感じで~。
PS4「デスストランディング」
※ちょいネタバレあり感想
舞台は、「デスストランディング」と呼ばれる現象が発生し、人や社会が分断されて崩壊しつつある近未来のアメリカ。
主人公のサムは配達人として物資を運び、人々の住むシェルター同士を繋いでいたが、大切な人がアメリカ再建事業を進めていた最中、テロ組織に幽閉されたと聞き、助ける為に国家再建事業に携わる事になる-という感じで始まるストーリー。
で、ジャンルはアクションで、荒地を駆け抜けて荷物を配達する事がメインとなる一風変わったゲームっす。(・∀・)
最大積載重量と重心バランスを考えて荷物を背負い、斜面や岩場、川でこけない様に注意しながら歩いて、進めない場所はロープや梯子を使って踏破していくのが基本となるのですが、
この世界には物質を劣化させ、生物を老化させる雨、「時雨(タイム・フォール)」が降るので急がないといけませんし、荷物を奪おうとする人間達や、デスストランディングで現れる様になった「BT」と呼ばれる幽霊も攻撃してくるという、なんとも厄介な世界での配達になっています。(・∀・)
だけど荒地や山岳地帯を突破して目的地に辿り着くという事が単純に楽しく、オープンワールドRPGでフラフラと道なき道を突き進み、時には無理やりジャンプして山や岩場を超えていく無茶な旅をしまくっていたのを思い出して、懐かしさを感じられるところも面白いっすね。(=´∇`=)
後半には雪山登山になって、ルート選定やスタミナ管理が重要になりますし、
視界が白一色になって、登っているのか下っているのかもわからなくなる「ホワイトアウト」という自然の脅威を体験できるのも楽しかった。(・∀・)
エースコンバット7でも視界不良で平衡感覚を失う「バーディゴ」や乱気流を体験しましたが、最近のゲームは凄いっすね。(笑)
で、このゲームでは梯子やロープ以外に色々な物をフィールドに設置して使えるんですが、雪山ではジップラインを設置すると移動が非常に楽になるし、爽快さも加わるのでお気に入りになりました。
オンラインに繋げていると、他人が作った設備がこちらの世界にランダムに出現するようになって、思いがけないタイミングで移動が楽になったり、休憩できる場所が増えるので、見えない仲間と一緒に攻略して助け合っている様な繋がりを感じられる嬉しいシステムになってますね。(・∀・)
マジで「あーここで休憩したいなー」とか「そろそろ装備の充電がしたいなー」ってところにドンピシャで設備が現れたりするので、みんな考えてる事は一緒なんだなって思えて嬉しくなって、設備に「いいね」を乱打する毎日です。(笑)
設備といえば、基本的にフィールドには道路がないんですが、特定の場所にある機器に大量の資材を投入することで少しずつ道路を作る事ができて、バイクやトラックで高速移動ができる様になるんですよね。
↑ 今だ!ハングオン!ぶいぃぃ~ん
ただ、作れる距離が細かく区切られていて、全てのルートを一人で作るのは大変なので、オンラインで繋がっている人達共同で資材を投入して作っていく事が前提な感じです。
そんな中で誰かが道路を完成させて急に現れたりするのも嬉しい驚き。
で、各シェルター間の道路が繋がると、トラックに大量の荷物をドカドカ積んで、配達先までかっ飛ばしてドカドカ届けられる様になるのが快感になります。(・∀・)
↑ 「お届け物でーす」
やってる事は現実の配達業者と一緒。(笑)
てな感じに、配達も荒地を踏破する事も楽しいゲームっす。(・∀・)
そういえば荷物を高く積んで配達するって、山小屋に物資を届ける「歩荷」と呼ばれる人達を思い出しましたが、やってる事はまさにそれでしたね。
↑ 荷物を高く積むとこけやすいし、滑りやすくなる下りが怖い。
ちなみに武器や回復アイテムも1つ1つ別々の荷物扱いになるので、戦う事がメインの時も背中に荷物が積み上がってる状態になってきて、特に弾薬やアイテム消費が激しいボス戦では、武器と回復アイテムの荷物タワーを背負いながら戦うという、今迄のゲームで見た事のない主人公の奇妙な後ろ姿を見ながら戦う事になります。(・∀・)
↑ ウェポンラックを付けた陸戦型ガンダムになった気分。(笑)
あ、そうそう、ストーリーの感想も書かないと。(・∀・)
えーと、人類を襲った謎の現象「デスストランディング」が物語の鍵で、人類の絶滅が絡む壮大な物語になっておりやす。
最初は色々専門用語が飛び交ってワケワカメなSFファンタジー物の様に感じますが、徐々に公開される文書などを読むと理解できる様になってきて興味深い話に思えてきますし、問題を抱えた現代から続く世界で「デスストランディング」という現象がどう人々に影響を与えたのかが分析されていたりして、ネガティブに捉えて立ち向かおうとするだけでなく、ポジティブに考察されている面があるのが面白いと思いました。
登場人物もみんな一癖あって、主人公が寡黙で接触恐怖症というのも変わってますね。(笑)
そんでクリアできたんですけれど、気になった点もありまして。
配達はいいんですけど、戦闘がちょっとアレだったかなーと。
人間やBTの雑魚戦闘は難度が低めですぐ終わるので気にならないんですが、ボス戦がダラダラした戦闘になりがち。
BTのボス戦は耐久力が高めなので弾切れしやすく、その時は他のプレイヤーキャラが現れて武器や回復アイテムを投げてくれるんですが、足場がドロドロになってて移動しにくいので取りに行きづらいし、また、そのせいで安全な場所から動かずに攻撃→ボスが地面に潜って隠れる→出てきたら攻撃というパターンになりがち。
難度は低めなので楽っちゃ楽ですけど、ちょっと退屈かなと。
人間タイプのボスだと、おんなじ事を何回も繰り返してダメージを与えて倒すという感じなので、これまたダラダラしがちな印象。
それと中盤以降のBTのボス戦では同じボスを複数出してくる様になったり、終盤の配達任務では、多くのプレイヤーが通るであろう、比較的平坦な地形のルートに敵を多く配置して難易度を上げているのも、ちょっとベタというか雑な作りという気がしないでもなく。
ストーリー面ではムービーが多いものの、長さや頻度はそれほど気にならなかったんですけれど、1回目のスタッフロール以降の話がくどいというか、「そこもう一回見せてくる?」とか「そこをもう一回詳しく説明しちゃう?」という内容に感じられ、結構ダレてきてラストの感動が薄まったかもな~って思ったりしました。
あと、文字がかなり小さいってのはスルーするしかない事なのかもしれませんが、もうちょっと大きくてもいいのにな~って思います。
てな感じですが、全体としては満足度の高いゲームだと思いますし、個人的にはどちらかというと配達よりは、リアル寄りの登山というかトレッキングゲームとして面白く、また、マインクラフトでは土木工事が一番楽しかったsiestaとしては、雪山でのジップラインルートの計画・設営や、
資材を運ぶのが難しい難所での道路づくりも楽しかったので、
様々な面白さを感じられる要素がある、プレイして良かったと思うゲームでしたよっと。(・∀・)
しょんな感じで~。
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