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つしま
はいふい。以前にオンラインマルチ専用版をプレイしてみて、面白そうだけどちょっと難しそうだな~って躊躇してたゲームの本編に手を出してみました。

PS4「Ghost of Tsushima Director's cut



舞台は鎌倉時代の日本・対馬。主人公「境井 仁」は、叔父の「志村」と共に武士団を率いてモンゴル帝国の侵攻を食い止めようとするも、圧倒的な戦力差により初戦で武士団は壊滅してしまう。



からくも生き延びた仁は、囚われの身となった叔父と対馬を救う為、戦い続ける事を決意する―といったお話の始まり。



ゲーム内容はオープンワールドなアクションゲームで、戦いでは武士らしく真正面から斬り合う事もできるし、様々な道具を使ってステルスキル主体で戦う事も可能です。

ステルス系の戦い方は他のゲームと似た様な物なので特に語ることもなく、「同士討ちさせる毒矢」とか、多数の敵を一気に屠れる「くない」とか「てつはう(手投げ爆弾)」なんかが便利だったな~ってくらいの感想ですね。



やはりこのゲームの花は正面切ってのチャンバラであり、それが時代劇の様にドラマチックな画作りになっているのが格好良いんですよね~。(´∀`)



システム的には、ジャストガードや回避によって一撃必殺の隙を生み出したり、相手の武器によって「剣術の型」を切り替えてゴリ押しで攻める事ができたりする感じの、割とオーソドックスなタイプではあるんですが、雰囲気作りが上手いのでチャンバラをしてる感覚が凄く味わえます。

かっちょ良いスキルもあるよ!\(・∀・)/

特に「一騎打ち」システムが侍っぽくて楽しいですね。戦闘前に敵に呼び掛けると一騎打ちという名の居合術で勝負するミニゲームが始まり、敵の攻撃の始まりからこちらに当たるまでの間に攻撃できれば成功という反射神経が試される内容で、成功すれば一撃で何人も斬っていけるものの、失敗すれば瀕死状態で敵に囲まれて戦闘が始まるというハイリスクな戦法になっとります。でも好き。(笑)



ノーダメージで敵を倒してゲージを貯めれば、真っ赤な画面になって敵をズバズバ斬れるモードに突入できるのも映画的。



ボス戦では決闘の様な雰囲気になるのがとても良くて、



多数の兵士との戦いでも、血飛沫が派手に飛び散る乱戦という感じになって、時代劇の中にいるかの様に戦えるので興奮します。L(・∀・)」



攻城戦では大人数で激突しますし、最後まで波乱万丈の侍ライフを満喫できました。(´∀`)



いや~とにかくこのゲームはグラフィックが綺麗というか、自然や光の表現に味わいがあるというか、ただ移動しているだけでも絵になるんすよねぇ。




少し色彩が鮮やかすぎる気もしますが、日本の空気感をちゃんと感じられるのが素晴らしい。もうスクショ撮りまくりっすよ。(笑) 



目的地へのナビゲーションが風の吹く方向で表現されてるってのも、雰囲気作りにこだわってる感じっすね。(´∀`)

昔の黒澤 明監督の映画に影響を受けているそうですが、時代考証も含め、こんなに日本の映画的なゲームを海外の制作会社が作ったというのが驚きですね。



まぁお辞儀や正座をするシチュエーションに時々「ん?」となる事はあるものの、よくある「なんちゃって日本」じゃない。(笑)

ストーリーも、主人公は強大な蒙古軍と戦う為に汚い手を使ってでも勝とうとするのですが、それは父や叔父からの教えである「武士の誉れ」を捨てる事を意味するので、最後まで葛藤する事になるといった渋い内容になってますしね。



敵が非道の限りを尽くす蒙古軍であるという事が問題を難しくしていて、武士の理想を追求している場合ではないという主人公の心情には同情できます。

しかし主人公の行動が戦いをさらに悲惨な物にしていく面があったり、無用に思えた「誉れ」も、ラストでちゃんとその大切さを知る事ができるシーンもあったりするので、なかなか深い話だったな~と思いました。(・∀・)


大体そんなゲームで、トロフィーを全部(オンライン要素除く)取るほど満足しているのですけれど、ちょっとイマイチだった点を挙げるとすれば、キャラの強化についてはそんなに楽しめなかったかなぁと思います。

レベルアップで取れるスキルについては特に言うことはないんですが、



ステータス強化の為の修行や、アクセサリの入手・強化の為の「稲荷の祠」巡りが、同じことの繰り返しな上に徐々に必要数が増えていくのがダルかったなと。




武器のメインは刀と弓なんですが、同じ物を強化していくだけでアビリティがつく事もなく、強化しても強くなった実感があまりなかったのも残念でした。



固有アビリティが付く鎧とアクセサリの組み合わせの方が装備面では重要になると思うんですが、戦い方が限定されたりするだけで、欲しい性能の鎧がほとんどなくて微妙な感じでしたかね。

敵の攻撃力が高い事もあって、結局、最後まで頼りになったのは防御・回復型のアビリティがついた鎧だけだったな~なんて思ったりします。

アクセサリについても、神社巡りで手に入る物はそれなりに良い効果がありますが、装備できる数に制限があり、



サイドクエストで手に入る物は装備できる数が多い代わりに性能が微妙な物が多かった印象です。なのでビルドという程の組み合わせの楽しさはなかったかなと。



そういえば、武器・防具の強化に必要な物資が、家の中や外、色んな所に少量づつバラまかれているのは地味に勘弁してほしかった気もしますが…。



敵の足跡を追いかけるシーンも、夜とか草地で見失いやすいのがちとアレなところ。



「くない」などのサポートウェポンの種類が多くて、切り替え操作で「近距離用」の枠に入っているのか「遠距離用」に入っているのかが分かりにくく、後半まで慣れなかったのは…siestaのせいですね。うん。(´∀`)

まぁ微妙な所もありつつ、満足する出来だったんじゃないでしょ~か。あっ、ファストトラベルのロード時間がチョッパヤだったのはとてもとても良かったと思います!(笑)

ん~で、続けてDLCの「壱岐之譚」もプレイしちゃいましたっと。(・∀・)



過去に主人公の父が平定しようとして討ち死にした因縁のある島にまで蒙古軍が攻め込んだので、住民も含めて敵だらけの中、主人公が身分を隠して1人で乗り込むという内容になっています。

お話的には、蒙古軍のシャーマンに幻覚剤を盛られた主人公が、毒に苦しみながら過去に受けた心の傷や後悔と向き合い、克服していくまでが描かれています。



このお話も面白かったんですけど、個人的に幻覚トリップ系の演出は好きじゃないっすね。(毎回言ってる)



ゲーム的には、本編よりちょっと難易度が上がってる感じで、修行系にも時間制限があったり、戦闘では敵全体にバフをかける後方支援型や、武器を切り替えてくる近接タイプが登場しとりました。防御不可攻撃も多くなったかな?



アクセサリをゲットするミニゲームでも、コントローラーのジャイロ機能を使ったイライラ棒をさせられましたし、なんか本編とは毛色の違う感じがしましたね~。



こちらの強化としては、馬で走ってる最中に敵を弾き飛ばせるスキルが追加された…くらいかな?(笑)



それと馬に荷物袋が追加されて、サポートウェポンの補給ができる様になったんですが、それは本編に入れといてくれよと思いました。クリア寸前に追加されても…。(´∀`)

マップの広さ的には本編の1エリア分くらいなんですが、ぎゅぎゅっと濃縮した楽しさがある感じでしたね~。この島にはこの島なりの美しさがありましたし。




なんか他ゲームとのコラボ装備をゲットできる謎解きもありましたね。



こちらもトロフィーをコンプする程やりましたし、なかなか良い感じのDLCだったと思いマッスル。L(・∀・)」

まぁ正直、本編はコンプしようとすると後半は飽きてくる感じでしたが、DLCは丁度良い長さで最後まで楽しくプレイできたと思います。全編を通して、映画や時代劇っぽさをこれでもかと味わえる面白いゲームだったと思いますですよっと。(´∀`)



そんな感じで~。でわでわ~。
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2023/12/23 | Comments(0) | ゲーム

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