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せいけん すりー
ほーい、今回プレイしたゲームはこれー。(・∀・)

スイッチ「聖剣伝説3 TRIALS of MANA

※ちょっちネタバレ入るかも感想



スーパーファミコンで発売された「聖剣伝説3」のリメイク作品ですね~。

かなり好きな作品だったので、買ってプレイしてみやんした。(´∀`)

で、物語は世界を創造したマナの女神の力が急速に失われ、各国が不穏な動きを見せる中、とある理由から旅立つ事になった主人公は、世界の危機を告げにきた妖精に選ばれ、悪に立ち向かう事になるという内容です。



6人のキャラクターの中から3人を選んで冒険するのですが、今回はSFC版でプレイしてなかった盗賊「ホークアイ」をメインに、獣人と人間のハーフである「ケヴィン」、魔法王国の王女「アンジェラ」というパーティにしてみました。



ゲームジャンルはアクションRPGで、リメイクによってグラフィックは3Dになっちょります。



ボタン連打か長押しで出せる通常攻撃とゲージが溜まれば使える必殺技があり、キャラや育て方によっては魔法を撃つ事もできるって感じの戦闘ですねん。

レベルが上がればポイントがもらえ、各項目に振る事でパッシブアビリティや新しい魔法をおぼえる事ができやんす。



さらにクラスチェンジをして、戦闘能力に特徴を持たせる事も可能となっておりやす。



装備による強化もあるものの、微妙にステータスアップができるだけで種類も少ないので、まぁ新装備が売ってりゃとりあえず買っとくかぐらいの空気の様なもの。

回復アイテム等は店で買えますが、フィールドに置かれている宝箱やキラキラを拾っていくと数と種類が揃うので、店に立ち寄る事自体が少ないかもしれないっすね~。(・∀・)



ほ~いで、ササッとプレイしてクリアしてみたんですが、う~ん…なんというか普通…っていうか、とりあえず3D化して無難に作りました的なゲームだなぁと思っちゃいました。(*´д`*)

SFC版はドット絵最高峰のグラフィック、耳に残る音楽、ちょっとクセのあるゲーム性、二転三転して、選んだ主人公によって分岐するストーリーなどで、当時は夢中になったゲームでしたけれど、リメイク版は音楽やストーリーはそのままでボイスも付きましたが、グラフィックは低予算感があり、3D化した事でゲーム性が違ってきているのに、それに合わせた進化を感じられないというか、テンプレ的で特徴がない、よくあるゲーム止まりのプレイ感覚になっちゃってて。



小さくまとまってる感が強く、発売当時としては大作で独特な魅力があったSFC版との落差を感じてしまって、残念と言わざるを得ないというか。


↑ 人間大砲での移動も、原作ではSFCの拡大縮小機能を有効活用した驚きの演出でしたが、リメイク版だとアングルも違うし、ただ再現しました感が凄い…。

それと、なんか妙に古臭いゲームの様に感じるんすよね。

一応、フルプライス・フルリメイクで発売された新作ゲームなのに、なぜかPS2辺りのゲームをプレイしている様な感覚がずっと消えない。

ストーリーやセリフがSFC版そのままなので、今では子供向けな感じがするってのもあるのでしょうが、それよりもちょっとショボめのグラフィックや、カットシーンの演出・間の取り方、キャラの硬い動きなどが、昔の日本製RPGっぽさを強く感じさせてしまうのかもしれませんね。



FF7Rレベルは無理でも、ダウンロード専用の低価格ソフトとかじゃないんだから、正直、もうちょっと頑張ってほしかったな~と思いますね。

PS2全盛期なら良リメイクと褒めてたかもしれませんけど、今だとちょっと厳しめの評価になるかなという内容っすね。(*´д`*)


一応、追加要素としてはフィールドに隠しキャラがいて、見つけた数によって旅が便利になる機能が解放されたり、



クリア後に新しいボスとダンジョンが現れ、




もう一段階上のクラスチェンジが可能になって強くなれる要素があったり、



高難易度が解放され、周回プレイが楽にできる様に取得経験値3倍などの有利なアビリティが追加されたりします。



が、ストーリーは知ってますし、特別面白いとも言えないゲームなので周回はしないっすかね~。追加ボスは一応倒しましたけれども。

隠しキャラを全部見つけた結果、バトル開始と同時に必殺技を撃ちまくれる様になったのは爽快感があったんですが、逆に大味になったと言えるかも。(笑)



戦闘バランスはちょっと粗い所もあって、同レベル帯だと敵の攻撃力は高めで特殊技は大体効果範囲が広く、味方は逃げない事が多いので、複数の敵の特殊技の範囲が重なったり、囲まれたりすると味方は簡単に死ぬんですよね。



それと味方のHPが減ると警告音が鳴りますが、死ぬのと同じくらいヤバい状態異常である「石化」では音が鳴らず、いつのまにか味方全員石化していて知らない内に全滅のピンチ!という事にもなりがち。(笑)



敵の状態異常攻撃は当たると確定?でなるのが怖い。

そもそも乱戦になりやすく、視界が限定される上に技のエフェクト等で画面も見辛くて、味方の状態をSFC版より把握しにくいというのは3D化した弊害かもしれないっすね~。狭い場所でのカメラワークもちょっとアレだし。

あとは必殺技によって、発動演出中に敵の時間が止まって当たる技と、止まらずに敵が動きまくって外れたりする技があるのが謎ですね。いや、全部止まれよ!連続ヒット技で当たる度にちょっとずつ位置がズレて攻撃が外れだすとかもやめてよ!(笑)



その他で気になった点はロードの多さと時間ですかね。

最初はマップの切り替えも少ないので気にならないんですけど、後半は頻繁にあちこち移動するのでロードが多くなってきて、ちょっと気になってくるんですよね。



それと追加ボスの話も、クリア前の時間軸のはずなのにクリア後の和解した人間関係になって話が進んでる様な違和感があったのは残念だったかなと。

大体そんな感じっすかね~。

SFC版が良かっただけに、リメイクと聞いて期待していたのですが、個人的には魅力が薄まった、あまり良いリメイクと言えない平凡な作品になったなぁという感想になりました。



ま~この作品に限らずリメイクするってのは、どんな方向性で、どこを変化(改良)させ、何を追加するのかを決める難しさがあると思いますし、ファンの目も厳しいのでHD化のみで移植する作品が多いのも納得ですね。そのほうがメーカーもファンも幸せな場合がある。(・∀・)

今作の様に2D作品を3D化するというのもゲーム性が違ってくるし、元がイラスト調のグラフィックをどう3D化して違和感なく綺麗に見せるのかという難しさもありますしね。正直、今作の闇の神獣のグラフィックはガッカリしました…。

そんなことを考えちゃった聖剣伝説でした。(´∀`)

でわでわ~。
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2021/07/24 | Comments(0) | ゲーム

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