今回は、こんなインディーズゲームをプレイしてみやすた。(・∀・)
スイッチ「The friends of Ringo Ishikawa」
※ネタバレあり感想
仲間と共に他校との抗争に明け暮れる高校生、石河 倫吾。
時は経ち、高校三年の秋。卒業を意識し始めた仲間達の中で、倫吾は残り少ない高校生活をどう過ごしていくのか-という感じで始まる青春ストーリー。(・∀・)
ゲーム内容は自由度の高い2DアクションRPGといった感じっす。
最後まで喧嘩に明け暮れるも良し、
急にマジメ君になって勉強に精を出すも良し、
はたまた家でゴロゴロしたり、街中でぼんやりするも良しな内容です。(・∀・)
店で飲食や買い物もできますし、バイトすることも、施設を使ってトレーニングすることもできまんす。
とにかくできる事が地味に多くて芸が細かいというか、暇を持て余した高校生っぽさを満喫できるゲームになってるというか。(´∀`)
注意点として、ゲームシステムの説明がまったくないので、すんごい手探り状態でプレイすることになります。(笑)
マップやファストトラベルといったサポートもないので、最初は不便さと不親切さを感じますが、走り回って少しずつ世界を理解し、目標や行動パターンが決まってくると、日常っぽさやリアルさを感じ始めてくるんですよね。(・∀・)
まぁ見た目やシステム、喧嘩の感覚は「くにおくん」シリーズに似てる所が多いので、そこまでわけわかんないってワケでもないんすけどねん。
複数の敵に簡単にボコられるのはくにおくんとは違いますが。(笑)
ほ~いで、ゲーム時間で数十日ほどで終わる日常では色んな事ができるんですけれど、最終的には、何をしようがラストの展開は同じになる様でして、因縁のある他校から襲撃を受けて撃退するものの、仲間の一人が待ち伏せされて大怪我を負い、その復讐に向かうという流れになります。
しかし、仲間達は一緒に行く事を拒否して待ち合わせ場所に現れず、倫吾はたった一人で敵地へ乗り込み、雨の中、戦い続ける…という、やるせないシーンでゲームは終了します。
一年前までは連帯感があった友人達も、いつの間にか関係に綻びが生じて疎遠になったり仲違いし、仲間より自分の事や将来の事を優先する気持ちに変わっていたのに、それに気づかず、もしくは気づいていたけど信じたかった倫吾。
裏切りにも似た怒りと喪失感、そして大人になる寂しさの様な物を感じる、なかなか渋いエンディングでした。(・∀・)
一年前は「漫画ってスゲーんだぞ!」と熱く語ってた友人が、大事にしてた漫画を「もういらない」と、譲りにきたりするのを見てると、変化を感じて「あぁ…」となったりするんすよね。
「俺達、ズッ友だぜ!」っていう熱いヤンキー漫画っぽく終わると思っていただけに、正反対の寂しさを感じる、ドラマチックなエンディングになるのは意外でした。でも良い終わり方だったんじゃないでしょーか。(=´∇`=)
「大人になれよ」と冷めた事を言われても、仲間みんなが立派な大人になれそうなワケじゃないところもリアル。
で、プレイ感覚としては、ちょっと退屈な部分が多いというか、喧嘩以外は作業しているのをぼんやり見てるだけとか、ボタンを一定の間隔でポチポチ押すくらいしかなかったりしますし、
いくらやれる事が細かく用意されているとはいえ、目標が決まって毎日の行動がルーティンになってくると飽きやすいですかね。ストーリーが進む強制イベントが起こるのを待つ時間も辛い。
エンディングも、もしかしたら進学エンドがあるかもしれないと勉強を頑張ったのに同じエンディングだったので、変化がないのは残念でしたね。
↑ 物理学の論文も書いたのになぁ。(笑)
ま~勉強を極めても、先生から「今からじゃどこの大学も受かるか怪しい」とか言われるし、倫吾もあんだけ頑張ったくせに「大学に行くかわからない」とか抜かすし、なんじゃそら!となる流れでしたけどね。結局、無駄なんかーい!\(・∀・)/
何をしても最後は悲しいエンディングになって…あれ?最近もそういうゲームを…the stillness of the wind…ウッ!頭が!(*´д`*)
まぁそもそも少人数で作ったゲームらしいので、マルチエンディングとかは高望みなのかもしれませんけどね~。
そーいや、このゲームってロシアの開発者が「くにおくん」ファンなので作ったっていうゲームらしいっすね。
海外の人が、これだけ日本っぽいヤンキーゲームを作れるっていうのは凄いっす。(・∀・)
時々、不良ゲームなのに文学っぽく語る長台詞が入るのは独特な海外っぽさなのかも。
絵が描けない開発者の為に、高齢のお父さんがキャラクターのドット絵を担当して、WindowsPaintを一から勉強して描いたというエピソードが微笑ましい。っていうか凄い。(´∀`)
そ~んで、ボリューム的には10時間かからないくらいでクリアできて、丁度良いと感じました。
しかし何をしても爽快感は薄いので、空気感を楽しむというゲームなのかもしんないっす。そういうのを楽しめるのなら、昔の不良映画の様な、80年代の青春っぽい雰囲気を味わえる良いゲームに思えるんじゃないでしょーか。
欲を言えば、仲間達の心情の変化がちょっとわかりにくく、ラストも唐突な感じがしたので、その辺りをもっと丁寧に描けば、感動できたんじゃないかと思います。
そんな石河君と友人達の物語でした。(´∀`)
スイッチ「The friends of Ringo Ishikawa」
※ネタバレあり感想
仲間と共に他校との抗争に明け暮れる高校生、石河 倫吾。
時は経ち、高校三年の秋。卒業を意識し始めた仲間達の中で、倫吾は残り少ない高校生活をどう過ごしていくのか-という感じで始まる青春ストーリー。(・∀・)
ゲーム内容は自由度の高い2DアクションRPGといった感じっす。
最後まで喧嘩に明け暮れるも良し、
急にマジメ君になって勉強に精を出すも良し、
はたまた家でゴロゴロしたり、街中でぼんやりするも良しな内容です。(・∀・)
店で飲食や買い物もできますし、バイトすることも、施設を使ってトレーニングすることもできまんす。
とにかくできる事が地味に多くて芸が細かいというか、暇を持て余した高校生っぽさを満喫できるゲームになってるというか。(´∀`)
注意点として、ゲームシステムの説明がまったくないので、すんごい手探り状態でプレイすることになります。(笑)
マップやファストトラベルといったサポートもないので、最初は不便さと不親切さを感じますが、走り回って少しずつ世界を理解し、目標や行動パターンが決まってくると、日常っぽさやリアルさを感じ始めてくるんですよね。(・∀・)
まぁ見た目やシステム、喧嘩の感覚は「くにおくん」シリーズに似てる所が多いので、そこまでわけわかんないってワケでもないんすけどねん。
複数の敵に簡単にボコられるのはくにおくんとは違いますが。(笑)
ほ~いで、ゲーム時間で数十日ほどで終わる日常では色んな事ができるんですけれど、最終的には、何をしようがラストの展開は同じになる様でして、因縁のある他校から襲撃を受けて撃退するものの、仲間の一人が待ち伏せされて大怪我を負い、その復讐に向かうという流れになります。
しかし、仲間達は一緒に行く事を拒否して待ち合わせ場所に現れず、倫吾はたった一人で敵地へ乗り込み、雨の中、戦い続ける…という、やるせないシーンでゲームは終了します。
一年前までは連帯感があった友人達も、いつの間にか関係に綻びが生じて疎遠になったり仲違いし、仲間より自分の事や将来の事を優先する気持ちに変わっていたのに、それに気づかず、もしくは気づいていたけど信じたかった倫吾。
裏切りにも似た怒りと喪失感、そして大人になる寂しさの様な物を感じる、なかなか渋いエンディングでした。(・∀・)
一年前は「漫画ってスゲーんだぞ!」と熱く語ってた友人が、大事にしてた漫画を「もういらない」と、譲りにきたりするのを見てると、変化を感じて「あぁ…」となったりするんすよね。
「俺達、ズッ友だぜ!」っていう熱いヤンキー漫画っぽく終わると思っていただけに、正反対の寂しさを感じる、ドラマチックなエンディングになるのは意外でした。でも良い終わり方だったんじゃないでしょーか。(=´∇`=)
「大人になれよ」と冷めた事を言われても、仲間みんなが立派な大人になれそうなワケじゃないところもリアル。
で、プレイ感覚としては、ちょっと退屈な部分が多いというか、喧嘩以外は作業しているのをぼんやり見てるだけとか、ボタンを一定の間隔でポチポチ押すくらいしかなかったりしますし、
いくらやれる事が細かく用意されているとはいえ、目標が決まって毎日の行動がルーティンになってくると飽きやすいですかね。ストーリーが進む強制イベントが起こるのを待つ時間も辛い。
エンディングも、もしかしたら進学エンドがあるかもしれないと勉強を頑張ったのに同じエンディングだったので、変化がないのは残念でしたね。
↑ 物理学の論文も書いたのになぁ。(笑)
ま~勉強を極めても、先生から「今からじゃどこの大学も受かるか怪しい」とか言われるし、倫吾もあんだけ頑張ったくせに「大学に行くかわからない」とか抜かすし、なんじゃそら!となる流れでしたけどね。結局、無駄なんかーい!\(・∀・)/
何をしても最後は悲しいエンディングになって…あれ?最近もそういうゲームを…the stillness of the wind…ウッ!頭が!(*´д`*)
まぁそもそも少人数で作ったゲームらしいので、マルチエンディングとかは高望みなのかもしれませんけどね~。
そーいや、このゲームってロシアの開発者が「くにおくん」ファンなので作ったっていうゲームらしいっすね。
海外の人が、これだけ日本っぽいヤンキーゲームを作れるっていうのは凄いっす。(・∀・)
時々、不良ゲームなのに文学っぽく語る長台詞が入るのは独特な海外っぽさなのかも。
絵が描けない開発者の為に、高齢のお父さんがキャラクターのドット絵を担当して、WindowsPaintを一から勉強して描いたというエピソードが微笑ましい。っていうか凄い。(´∀`)
そ~んで、ボリューム的には10時間かからないくらいでクリアできて、丁度良いと感じました。
しかし何をしても爽快感は薄いので、空気感を楽しむというゲームなのかもしんないっす。そういうのを楽しめるのなら、昔の不良映画の様な、80年代の青春っぽい雰囲気を味わえる良いゲームに思えるんじゃないでしょーか。
欲を言えば、仲間達の心情の変化がちょっとわかりにくく、ラストも唐突な感じがしたので、その辺りをもっと丁寧に描けば、感動できたんじゃないかと思います。
そんな石河君と友人達の物語でした。(´∀`)
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