きゅろぺろっす。(・∀・)ノ
なんか超ひさびさにコマンド選択型RPGをクリアしたっぽいので、その感想でも書いちゃろかいにょおと思っちょるわけっちょろぷりにょろ。
なんか超ひさびさにコマンド選択型RPGをクリアしたっぽいので、その感想でも書いちゃろかいにょおと思っちょるわけっちょろぷりにょろ。
で、ここ何日かプレイしてたのは、Wiiのバーチャルコンソールで買った「ファンタシースター」。
往年のゲーム機、セガマークⅢというファミコンとガチ勝負していた(勝負にならなかった)セガ製ハードで出されたオリジナルRPGで、ドラクエとかの対抗馬として出されたんじゃないでしょーか。
そう、ネットゲームとして大ヒットした「ファンタシースターオンライン」の始祖です。
1・2・3・千年紀の終わりに(4)、という感じでごく普通のRPGとしてシリーズ化した後、オンライン系になったのでゴワスよ。
ドラクエ・FFと違って世界観が脈々と引き継がれてるのが特徴。
最近、ニコ動でメガドライブソフトのエンディング集で3のマルチエンディングを観たんですけど、自分、4とオンライン系しかやったことねーなーと思って、2・3は難しいと聞くし1だったら時代も古いし簡単かもしれんと思ったのですが・・・。
甘かった。
ハニースィートに考えが甘かった。
暗くて怖い3Dダンジョンの奥深くで道に迷って帰る手段もないまま彷徨う、という絶望感を味わったのは久々。 死んだら即ゲームオーバーだし。
えぇ、このゲーム、87年のゲームのくせにダンジョンが3Dになってまして、グリグリよく動く。
ゴエモンとかポートピア連続殺人事件の名ばかり3Dダンジョンとはわけが違います。さすがセガ。
とりあえずマップもないし自分でマッピングもしないし感覚で進んじゃう自分には、3Dダンジョン系は苦手なので結構ツラいゲームでした。
ゲームのストーリーとしては、アルゴル太陽系と呼ばれる3つの惑星が舞台になってまして、主人公のアリサは、他の二つの星を支配する星の首都でスペースポートの荷物運搬人として働く兄と暮らしていたのですが、兄は王であるラシークがよからぬ事を企んでると知り、一人で調査をしていると返り討ちにあってアリサに後を託して亡くなる、という兄貴何やってんだよという始まり方をします。
その辺りはなかなか綺麗な絵で物語を盛り上げてくれます。
あ、気づきました? えぇ、容量を減らすためにゲーム全編カタカナ表記です。
読みにくいったらありゃしない。 お前ら全員ロボットかと。
で、ゲーム自体はオーソドックスなRPGなのですが、世界観に妙なところでSFが入ってまして、これが特色といえばそうなのですが、2以降の上手いことブレンドされて独自の世界観を構築するまでには至らないところが味・・・なんですかね。
普通の剣と魔法の世界っぽいのに突然宇宙船で他の惑星に行ったり、SFな乗り物に乗ったりする食べ合わせの悪さがステキ。
もちろん、乗り物に乗ってるから敵を乗り物の武器で攻撃できるとかはありません。
4はできたけど。
敵のデザインはめっちゃ普通のファンタジーで、
一応SFなのに町の人とかが普通に「メデューサが出て・・・」とか言っちゃうところが面白い。
で、戦闘はこの頃のゲームにしては超がんばってて、全部アニメします。
まぁそんな感じで緑豊かな惑星や砂漠に覆われた惑星、氷の惑星を股にかけた冒険が繰り広げられるSFなのに戦闘は剣と魔法で、石造りの塔やダンジョンに潜る、というわけのわからなさがステキなRPGです。
他惑星の総督に会うための贈り物として、ダンジョンの地下にあるケーキ屋さんのショートケーキを宇宙船に乗って渡しに行った時は変な感動に震えました。 なんというスペースファンタジー。
で、難点はというと・・・・・・これが言い出すとキリがないのですが・・・・・・全体としてバランスが悪いってことかなぁ。
レベルがどんなに上がっても、一番の雑魚の攻撃でも1~10程度はランダムでダメージを喰らうので防御力って何?って話になりますし、こっちの攻撃のダメージ数値もランダムすぎる感じがありますね。
防御力が上がれば敵の攻撃をかわしやすくなるっぽいですが、別に全部かわせるわけでもないですし。
敵の経験値の設定も微妙かな。 仲間が増えると敵の同時出現数も増えるのですが、強い雑魚になると1体のみ出現とかになって戦闘も長引くわりには、経験値は弱い雑魚を数倒してる方がウマいという。
で、一番極悪なのが宝箱の存在。
普通のRPGでは敵を倒すと自動的に経験値とお金をもらえますが、このゲームでは経験値はもらえてもお金は普通にはもらえません。
毎回毎回、戦闘後に宝箱が出現して、それを開けるとお金をもらえる仕様です。
アケテミルカ? とカタコトの日本語で開けるかどうか聞かれるのでハイかイイエで答えましょう。
ハッハー、毎回めんどくせぇ。(*´д`*)
経験値稼ぎとかしてるとテンポが崩れやがるぜぇ。
金以外にレアな武器が入っていたりとかはありません。 消費アイテムであるダンジョン用の明かりアイテムが必要なくなった頃にその辺りの敵から出るぐらい。 売ってもゴミみたいな値段の粗大ゴミです。
で、何が極悪かっていうと「罠」の存在。
どの敵の宝箱からでも、一定の確率で宝箱を開けると罠が発動し、ダメージを受けます。
「爆発」だとパーティ全員に30~40くらいのダメージ。
「槍」だとパーティの1人に30~40くらいのダメージが入っちゃう。
回復のためのMPが終始少なく、レベルがカンスト間近でもHPが二百数十程度しかないのにダメージが30~40です。
なんでこんな仕様にした。ヽ(`Д´)ノ
おかげで大事なボス前は宝箱オール無視。 金が入りません。
ダンジョンの中に設置されてる宝箱もゴミしか入ってない or 罠発動なので無視。
一応、罠解除魔法がありますが、MPが少ないし、恐ろしい数をこなす雑魚戦闘で毎回しかけられてるかどうかわからない罠に解除魔法なんて使ってられないんすよ。(*´д`*)
あと、攻略サイトのデータを見てびっくりしたのは、主人公達の武器防具の種類の少なさ。
主人公とマッチョメンは武器防具がほぼ共通で、町で買い物がちょこちょこあるのですが、動物と魔法使いの武器防具は最初に町で買った武器防具が最強装備という、どんなRPGツクールのサンプルゲームですかというレベル。
いくら昔のゲームとはいえ、おにーやん、そこんところは厳しくいくよ。(*´д`*)
あと、主人公達のパーティの一人、マッチョメンにも問題があって、魔法が使えない肉弾戦キャラなのに同レベルの主人公(少女)にHPも攻撃力も防御力も負けるという貧弱なボウヤなのはいかがなものかと。
ゲームの冒頭、お兄さんが死の間際にこの男を頼れと言うのですが、初めて会った時からメデューサに石にされてるし、完全に人選を見誤ってます。
特色は全体攻撃ができる銃が使えることぐらい。 弱い敵にも強い敵にも固定ダメージというのは良い事なんだろうか。
苦労して手に入れたマッチョメン専用の最強の武器より店売りのレーザーガンの方が雑魚・ボス共に使えたのはナイショです。
んーあとはストーリーがあるようでない感じなのがすごいなと。
一応、ラシークの野望を阻止する、という目的があるものの、ラシークが具体的にどんな悪さを働いているのかエンディングを迎えてもまったくわからず、道中はゲームを進めるためのアイテムの情報が町の人から断片的に聞けるだけで、今のストーリー重視のRPGとはまったく違う作りになってるのはビビリました。
ただただ道を切り開いていくアドベンチャーというか。
今が中盤なのかまだ序盤なのか、俺が今やろうとしていることは正しいのかどうかよくわからない事しばし。
なんか何を目指せばいいのかよくわからなくなったので思わず攻略サイトのお世話に。orz
まぁ逆に自分で解決できて道が開けた時は喜びがありますけどね。(=´∇`=)
マップはかなり狭いし、町の数もしれてるのですが、情報が断片的すぎてうろうろしまくってかなりボリュームがあるように感じたのはここだけの秘密です。
結果的に全体を見渡すとすんごいボリューム不足なのですけどね。
ラスボスを倒した後のアリサが実は・・・的な展開も唐突すぎてビビる。マルチエンディングに見せかけてそうじゃないし。
ってことで、んーまー色々書きましたけど、当時のゲームに比べると色々な面で特色を出そうとした意欲的な作品ではあるなって思いますですよ。
町の人に話しかける(ぶつかる)と画面が切り替わったりするし、
3Dダンジョンはぐりぐり動く上に複雑だし、敵との戦闘はがんばってる方のアニメだし。 戦闘中に「ハナス」コマンドを選ぶと知能の高いモンスターからは情報を得られたり、他にもこの後の色々なRPGに続く色んな良い要素がちりばめられてる気もする。
世界観も含めて、ただこなれてなかっただけだよね!!(=´∇`=)
作り以外でも、パーティが全滅するとゲームオーバーになる作品で、前述した通り、バランスが少々おかしいのと相まって久々にスリルを感じて楽しかったかも。
ペナルティの少ないゲームもその良さってありますけど、やっぱこういうスリルもいいなぁと懐かしく思ったですよ。
で、この勢いのまま2にいきたいところですが、2はダンジョンが2Dになった反面、だだっぴろくて複雑で超難しいらしいのでちょっとしり込み。
3Dダンジョンが苦手なくせに、ちょっと好きなのでまたやりたい気もするし。
こういうスリルがあるとコマンド選択型RPGも眠くならずにできんのかね、俺。って感じもするなぁ。
うーん、なんかRPGやってみっかねー。(=´∇`=)
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